鎌倉長谷寺(撮影:2007年12月27日)


1)鎌倉市長谷の海光山慈照院長谷寺。天平八年(736年)開創と伝えます。


●長谷寺『下の境内』

当山は、観音山の裾野に広がる下の境内と、その中腹に切り開かれた上の境内の二つに境内地が分かれており、入山口でもある下の境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。また、その周辺にとどまらず、境内全域は四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の極楽西方浄土」と呼ぶに相応しい風情を呈しております。


2)十三重石塔。


3)回遊式庭園。


4)妙智池。


5)放生池。


●長谷寺『地蔵堂』

下の境内より階段を上ると、その中段奥に見えるのが地蔵堂です。当山に帰依する信者の方々の発願により建立されました。その後、堂宇の老朽化に伴い平成十五年に再建されたのが現在の地蔵堂であります。鎌倉では例の少ない扇垂木の屋根が特徴です。

なお、お祀りする地蔵尊も御堂の再建にあわせて造立されたものです。子安・繁栄のご利益をお授けする 「福壽地蔵」であります。


6)地蔵堂。


7)地蔵堂の横にある千体地蔵。


8)千体地蔵。


9)千体地蔵。


10)千体地蔵。


11)地蔵堂の横にある卍池(まんじいけ)。


●長谷寺『上の境内』

上の境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、鎌倉でも有数の景勝地となっております。また、眺望散策路の周辺には40種類以上約2500株のアジサイが群生しており、梅雨の季節には眺望はもとより「アジサイの径(こみち)」として散策も楽しんでいただけます。


12)観音堂。本尊の十一面観音菩薩像を安置します。堂内は撮影禁止です。


13)観音堂前の石段。


14)観音堂前の石段。


●長谷寺『観音堂』

本尊の十一面観世音菩薩像について、当山の縁起に曰く、養老五年(721年)、大和(奈良県)長谷寺の開山である徳堂上人の本願に基づき、楠の巨大な霊木から二体の観音像が、二人の仏師(不空羂索観音と地蔵菩薩の応化身)の手により三日三晩にして造顕されたといいます。

そのうちの一体が大和長谷寺の本尊となり、残る一体は有縁の地における衆生済度を祈願し、海中へ奉じられました。

その後、天平八年(736年)に至り、尊像は相模国の長井浦(横須賀市長井)の洋上に忽然と顕れ、その旨を受けた大和長谷寺の開基藤原房前(藤原鎌足の孫)によって尊像は鎌倉へ遷座され、当山開創の礎となりました。

錫杖を右手に執り、岩座(金剛宝磐石)に立つ尊容は長谷寺に祀られる十一面観音像特有の姿として「長谷寺式」と呼ばれます。


15)観音堂の横にある石造釈迦如来座像。


16)観音堂を背景に、石造釈迦如来座像ならびに四天王像。


17)観音堂。


18)見晴台。南東に視界が広がり、鎌倉の海と市街が見渡せます。


19)見晴台からの眺め。長谷観音前を起点とする神奈川県道311号線が見えます。


20)見晴台からの眺め。相模湾が見えますが、海岸線は建物に隠れます。


21)眺望散策路からの眺め。由比ヶ浜と材木座海岸が見えます。


◇BACK:鎌倉の撮影地【グレゴリウス写真館の目次】

◇HOME:グレゴリウス写真館