天園(撮影:2010年11月24日)


1)鎌倉市二階堂。大塔宮から獅子舞谷を経由して天園へ向かいます。

天園とは、鎌倉市・横浜市境界の六国峠付近を指す慣用地名です。日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破って東洋のネルソン提督と称された元帥海軍大将の東郷平八郎が、この地を「天国の園に遊ぶよう」と形容した事に由来するとされます。


2)二階堂川源流に沿って坂道を登ります。


3)獅子舞谷の紅葉。


4)獅子舞谷を登りきると六国峠です。さらに、傍らの岩場に登ります。


5)六国峠の岩場から、鎌倉市街を望みます。


6)六国峠の岩場から、湘南方面を望みます。


7)峠の茶屋。この辺りが天園の中心地のようです。


8)峠の茶屋の横にある『横浜市内最高地点』案内標識

栄区上郷町。海面からの高度:159.4メートル。横浜市内最高地点は、鎌倉市境にある太平山(山頂は鎌倉市域)の尾根沿い(栄区上郷町)で、この付近となります。背後の鎌倉市方面には、鎌倉市街や、相模湾を望むことができます。このサインは、横浜開港150周年を記念して設置しました。


9)大平山の尾根の横浜市側は、ゴルフ場になっています。


10)大平山の尾根から、横浜市側を望みます。


11)大平山の尾根から、横浜市側を望みます。


12)大平山の尾根の広場。


13)大平山の山頂。


14)大平山の山頂にある『大平山・鎌倉市最高地点』案内標識。


15)大平山の山頂から、横浜市側を望みます。


16)大平山から天園ハイキングコースを西へ進みます。


17)天園ハイキングコースの建長寺方向と覚園寺方向の分岐。


18)建長寺方向へ進み、十王岩を目指します。


●神奈川県・かながわの景勝50選『鎌倉十王岩の展望』より

金沢文庫と鎌倉を結ぶルートは、天園ハイキング・コースと呼ばれ、新緑や紅葉のシーズンともなると、多くのハイカーたちでにぎわう。この天園コースは、鎌倉側からだと、いくつものルートがある。

このうち、建長寺から、半僧半俗姿の半僧坊大権現をまつっていることで知られる半僧坊を経て、天台山に通じる急な山道を登りつめると、鉄骨造りの展望台がある山頂に出る。その傍らには、幅約5メートル、高さ約2メートルの巨岩というよりもむしろ奇岩と呼んだ方がふさわしい岩がある。これが、天園ハイキング・コースの名所のひとつ、鎌倉十王岩である。

岩の正面に、高さ50センチほどの三体の仏像が刻まれている。彫像の表面は風化がはなはだしく、像容や種類ははっきりしないが、鎌倉時代の史書『攬勝考』には、嘯十王窟としてこの岩についての記述を載せ、彫像は中央が血盆地蔵、左が如意輪観音、右が閻魔王だとし、これら仏像が十王像と紹介している。

十王岩のある場所は、ちょうど鶴岡八幡宮の裏手に当たり、展望台からは、はるか斜め下に八幡宮の赤い鳥居が見え、それに続く段葛とも呼ばれる若宮大路が、まっすぐ海の方向に向かって延びている。若宮大路は桜並木である。桜の花が咲く頃は、淡いピンク色の帯が長く続いて、美しい光景となる。

【注記】
撮影時点で、十王岩付近は植生によって展望が妨げられ、鉄骨造りの展望台は撤去されたようです。代わりに、建長寺境内の勝上けん展望台から鎌倉市街を望むことにします。


19)十王岩。岩の上段右面に三体の彫像が見えます。


20)十王岩の彫像のうち、左の如意輪観音。


21)十王岩の彫像のうち、中央の血盆地蔵。


22)十王岩の彫像のうち、右の閻魔王。


23)建長寺境内の勝上けん展望台から、鎌倉市街を望みます。


24)前画面の右へ移動。画面中央に若宮大路が見えます。


25)前画面の右へ移動。画面右端に坂ノ下方面が見えます。


26)最後に、勝上けん展望台から見た建長寺の伽藍です。


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