伝統的暦法


■二十四節気

日本の伝統的な暦法は、中国から輸入された太陰太陽暦です。季節は1太陽年を24分した二十四節気を基準に決められます。それぞれの節季は、多分に気象学的な名称で呼ばれますが、太陽と地球の位置関係に基づいて天文学的に規定されています。「陰暦の季節の区分」と説明されることがありますが、太陽暦の概念です。


■月齢

1月の長さは月の月齢(約29.3日)を基準に決められます。新月を朔、満月を望といい、朔日を月の初めの日とします。そして、1年における月の配列を太陽の運行を基準に定めます。12朔望月(約354日)と1太陽年(約365日)のずれ(約11日)は閏月を設けることで調整されます。


■十二時辰

十二時辰は、1日を12等分して十二支を割り当てる時法です。中国の漢代に生まれました。1時辰は現在の2時間に相当します。日本へこの時法が導入された当初は1日を12等分する定時法でしたが、室町時代ごろから日の出と日の入(または夜明けと日暮れ)の間をそれぞれ6等分する不定時法が用いられるようになりました。


■干支

干支(えと)は、十干と十二支を組み合わせたものです。10と12の最小公倍数は60なので、干支は60期で一周することになります。年月日のそれぞれに充てられ、60年以外にも、60月(太陰太陽暦の約5年)や60日(約2月)を表します。中国でも日本でも暦はしばしば改定されましたが、干支は古代から一貫しているので、古い記録の日付を確定するのに有力な手がかりとなります。


■十干

十干 音読 訓読 意味
コウ きのえ 木の兄
オツ きのと 木の弟
ヘイ ひのえ 火の兄
テイ ひのと 火の弟
つちのえ 土の兄
つちのと 土の弟
コウ かのえ 金の兄
シン かのと 金の弟
ジン みずのえ 水の兄
みずのと 水の弟

■十二支

十二支 音読 訓読 意味
チュウ うし
イン とら
ボウ
シン たつ
うま
ビ、ミ ひつじ
シン さる
ユウ とり
ジュツ いぬ
ガイ


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